
水面に映りこむ空。水に馴染み、その頭に表面張力で水を纏わりつかせる小さなウキ。その小さなウキが真平らな水面を休む間も無く歪ませる。小物釣りの面白い事面白いこと。
釣り場へのアクセスも良く、ガラガラの道を飛ばして進める事もこの釣りへの腰の軽さの要因の一つ。
そんな訳で、前日は大雨に見舞われるも、天気予報は早朝から晴れとの事なので、野暮用までの3、4時間、まだ薄暗い朝6時から、ヘビ人が見つけた小物釣り場へ一人で向かう。
前回はアカムシとキジでの釣行でしたが、今回は一人なのでアカムシは無し。自家製ミミズと、卵黄と小麦粉を練った「黄身練り」を用意しての釣行。
先ずは黄身練りを試す。何度か打ち返すとポツポツとアタるようになるのだが、なかなか乗らない・・・
一度黄身練りを止め、キジ(ミミズ)を小さく切り、タナゴ針に丁寧に通し、ハリスまでコシ上げ、キジの最後部に針先がチョッピリ出るようにセットして投入。
直ぐに

気配を消して座り込んでの釣りのせいか、サギが中々な距離まで寄ってきていることに気づく。

立ち上がったら

最近すっかり鳥づいちゃってるわね。ズーム時のピント合わせがもう少し上手くいけば、シャッタースピード上げて飛び立つ鳥を綺麗に止まっているように撮れるんだろうなぁ。
鳥のお陰で空を見上げると、前夜の不安定な気圧の名残が空に

折角前夜に30分も練りこんだ黄身練りが無駄になるのも嫌なので、もう一度黄身練りに戻す。
乗りはイマイチだが良くアタる

アタリの割りに空振りが多いのでまたしてもキジに戻す。
すると、近くにヘラ釣りをしにきたオジ様が、どうだ?と声を掛けてくれ良ポイントのアドバイス、更に、キジと黄身練りだけだと言うコチラの言葉に、「小物寄せるには、バラケの良い練りのが良いぞ」と、水面に刺さる道糸目掛けてグルテンだか何だかを投げ入れてくれる。途端に増すアタリ!
わぁ!この差は大きい♪
親切なおじさんとの気持ちのいい早朝のやり取り。写真撮らせてもらえばよかったw
撒き餌投入後の一匹目。



小物釣り、ちょっとやってみた感じでは、魚さえ寄れば、丁寧につけたキジが一番効率良い様に感じました。
アカムシは餌持ち悪いし、黄身練りは乗りがイマイチ。
持って帰って、コウタイ水槽に数匹入れる。

活餌にどれくらい興味無いというと

結構大量にいるしイヨイヨ活餌ストック水槽立ち上げました。
あ、食わねえんだからコウタイ水槽に入れとけばいいのか!
書いて気づいた・・・