荒川土手のウナギをいよいよ食べてみようと思ふ。

3週間もの間、衣装ケースに閉じ込められていたウナギ達を、土用じゃなくて土曜の夜ついに捌いてみることに。
ウネウネと逃げるウナギをビニール袋に放り込み、更に氷を入れたビニールにいれて口を縛り、そのまま冷凍庫へ。
その間に、めったに使わない大きなまな板と出刃包丁を準備し、まな板の上へ新聞を敷く。
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30分後に冷蔵庫から取り出し、仮死状態のウナギを目打ちする。

捌いてみた印象としては、やり方さえ知っていれば普通のお魚よりは簡単。
とはいえ尻尾付近後方はちと旨く捌けなかった。

なんとか開き頭を落す
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                     ポイねポイね!
開いた時点で泥臭さ皆無!ソレが3週間の養生のお陰なのか、個体差なのかはわかりませんが、期待度は高い。

仮死状態だったウナギさんは捌かれ、頭を落されるも、エラがまだ少し動く。
落とされた頭がまだ動く事に驚き、離れた場所で犬かまいながら涙している娘に、牛だって豚だって鶏だって野菜だって同じだよ。人は命を食べて生きているんだから、食べ物粗末にしちゃいけないんだぞ!などと偉そうに説教たれてみたら、
「今はこんなになっても動いてるウナギが可哀想だと思っているんだから、そういうのとは違う」
なんて言われちゃいました。
そうね、こっそり泣いてる時点で気付くわねそんな事。
食育気取って説教たれてみたが、そういう事って言われて分かる事ではないものね、可哀想と思えば自ずと気付くだろう事をワザワザ言う必要は無かったと反省。

小学生の時に飼っていたアロワナが、水槽上部の蛍光灯ごとぶっ飛ばし、飛び跳ね死んでしまった時に、泣きながら亡骸抱えて親に見せに行った時に親父に説教された事を思い出す。
「追い討ち掛けやがってコノ野郎!今は只悲しいだけなのに!」と心の中で呟いたのだった。
反省や想いは後から付いてくるものだ。
いや~失敗。失敗。ゴメンよ。

というわけで、日曜昼から健康診断という事もあり、その夜は例の頭と背骨を出汁にするべくタレ作りで終了。
酒、みりん、ザラメ(砂糖)、醤油を適当にドボドボ小鍋に注ぎ、焼いた頭と背骨を入れて煮詰める。
21時以降は食事も酒もダメという事で、お酒は我慢していたのに、タレの味見でカナリの塩分を消費してしまい、翌朝の尿採取に多少の不安。
こんな日に限って、珍しい人からのお酒のお誘いがあったりで憎らしや健康診断!
ウナギも酒もお預けだ!

日曜日夕方
調理前に良いアドバイスが貰えた事で、なんとなく炭火で焼こうと思っていた気持ちは更に硬く。
そして何時以来だろうか、素敵コンロを出してみる。
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バーベキューコンロなんて名がついてますが、要は四角い七輪です
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バーベキューこんろ。箱と本体タグと表記違うけど、パチモノじゃないよね?とはいえ平仮名のがカワイイ。

備長炭に火を入れる。
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ソコが網状になった炭起こしようなこんな便利なものがあったり、IHクッキングヒーター不可。幸いウチは違いました。良かったオール電化じゃなくて。
昔、夏休みに行っていた田舎で毎日これで火起こして七輪でアマゴやいてたなぁ。炭の香り嗅ぐと毎回思い出す、あの素敵土間。


2回に分けて火を入れた炭をバーベキューこんろに投入。
ここから40分を目安に焼いてみます。
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                         白焼き中
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                 カナリいい感じ♪

脂の乗りがすごく、ジュウジュウと炭の中に落ちた脂の芳しい香りと煙が家の中に立ち込める。
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        きゃー脂が燃えたー

このあたりから自家製タレ付けて焼くことで蒲焼にしていったのですが、恐るべし備長炭!
タレの投入とほぼ同時ぐらいに強くなり始める火力!
こんろ♪の下に設置してある小窓で火力調整するんのだが、閉めたところで大して変化なし!
バーベキューこんろ備長炭制御できません!
右から左へひっくり返しとっくり返しを繰り返すも焦げ始める・・・

ひぃぃぃぃ~あと10分は焼きたいのに!
騙し騙し10分経過。

ちょろっと焦げちゃったけどまぁしょうがない。

ココででた!いつもの詰めの甘さ

ご飯をどんぶりによそい、タレを掛けて焼きあがったウナギを乗せてさぁ行ってみましょう。という所で山椒を買ってきてない事に気付く。

折角ここまで大掛かりな事しといて、最後の最後で妥協するのは嫌。
ダッシュダッシュ!幸いここは奈良の山奥ではない!山椒くらいすぐ買えるのだ。
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で、まさかの電子レンジ加熱で頂きます。
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焦げが気になるね。見ない見ない

旨いーーー!レンジ加熱とは思えない旨さ!
これはホントに驚きの旨さ!
ホントに土手のウナギなのかコレ???
去年逃がしたウナギを連れて帰ってきたい気分です。
セイゴとこうも違うのか、ウナギ屋さんが買いに来るという噂を聞いた事があり、半信半疑だったのですが、この旨さならあながち無くもない話かなと。

まさか身近で釣ったものが美味しく頂けるだなんて思ってもみなかったので、嬉しいというより衝撃に近い!
これはまた釣ってこなければ。
次は炭と網の間に噛ませモノしてもうちょい遠火で焦げないように焼こう。
ウナギ=釣るもの飼うもの逃がすもの!との認識が単に食うものに変わりました。
もうちょいデカイの釣りたいね!食いたいね!
掛けた時間が報われるというのは気持ちのいいものです。
by toruq | 2010-07-06 00:33 | 食べる

荒川土手ポイントでシーバスを釣ってみようと思う。当然陸っぱり。一度河口まで降りたがニゴイのみシーバス掴めず。ハンドメイドでランカー釣る事と(手持ちが少なく無理臭い)塩水での釣果(荒川河口付近?)が目標


by toruq
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